日刊工業新聞 2007年11月19日掲載記事
アーベルソフト、コンピュータシステム向け組み立て・検証施設を増設
2007年11月19日
【川越】アーベルソフト(埼玉県坂戸市、佐藤達雄社長、049・284・5748)は、本社隣接地にインテグレーションセンターを増設し、12月に稼働する。コンピューターシステムの組み立て、検証する施設で、増設により従来の20平方メートルから合計190平方メートルに拡張。金融、流通業界などのシステム更新需要に対応する。同事業の目標売上高は08年6月期で1億円、09年6月期で2億円。
新センターは本社に隣接する建物の1階部分(170平方メートル)を賃借して開設する。独立空調の4室を設け、同時並行で複数の受注に対応する。また専用電源、大容量の通信環境、コネクターなど各種検証機器を備える。
主な作業はメーカーからのハードやソフトの検品、組み立て、サーバなどハードのラッキング、動作確認など。顧客への出荷は精密機器運送専門会社に委託。社員34人のうち当面5人がセンター業務を担当。今後、従来のソフト開発技術と新たなシステム構築技術を備えた人材の育成を通じ増員する。
顧客先での作業では、パーツの不着やシステムエンジニアや作業環境に制約があるケースがある。これがシステム移行時のトラブル要因になるという。「現在、市場の約7割が顧客現場での作業で、事前組み立て納入はまだ3割程度。今後、需要は高まる」(佐藤社長)とみている。
なお同社の全社売上高目標は、08年6月期で4億円、09年6月期で5億円。中期的にインテグレーション事業の売上比率を現在の30%から50%以上に引き上げる計画。
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